ワンポイントアドバイス
異常値が出たとき3—アンモニア
伏見 了
1
1阪大病院中検
pp.1519
発行日 1989年11月1日
Published Date 1989/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205745
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検査室では主に血液(血清,血漿)を試料として各種成分の分析を行っているが,正確性などの定量法そのものを検討する以前の問題として,定量目的物質の採血後の安定性(経時的な増加または減少)に留意する必要がある.このような血液試料取り扱いのミス(臨床側,検査室側ともに)から異常値の発生する場合があり,アンモニアを例に説明する.
まず,定量法に関係なくアンモニアが異常高値を示す場合がある.
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