技術講座 血液
DNAプローブによる血液疾患の診断
大屋敷 純子
1
,
鳥居 泰志
1
,
外山 圭助
1
1東京医科大学内科第一講座
pp.1297-1301
発行日 1989年9月1日
Published Date 1989/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205706
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サマリー
血液疾患領域におけるDNA診断が注目されているが,本稿では臨床検体を用いてサザンプロット法にて簡易にDNA診断を行う方法について概説する.本稿で紹介する方法は,ランダムプライミング法によりプローブDNAを標識し,強いナイロン膜と高濃度のBSAを用いてハイブリダイゼーションを行う点など,従来の方法と比較してさらに感度の高いものである、検査室での臨床応用が期待される.
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