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肝特異抗原
長島 秀夫
1
,
森近 茂
1
1岡山大第一内科
pp.802-803
発行日 1986年6月1日
Published Date 1986/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203766
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慢性肝細胞障害の発現と持続に自己免疫機序が関与すると考えられている.すなわち,肝細胞表面の肝臓に特異的な構造(肝細胞膜特異抗原)を標的とする自己の免疫機構の攻撃が肝細胞壊死を惹起し,持続させるとする考えである.現在までに報告されている主な肝特異抗原を表にまとめた.そのうち,細胞表面に局在し,直接の標的となりうる肝細胞膜特異抗原について述べる.
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