実習日誌
よりよい技師になるために
森 みち子
1
1東京文化医学技術学校,佼成病院
pp.32
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200215
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昨年の10月より病院実習が始まり,速いものでもう7か月が過ぎようとしている.最初は毎日が緊張の連続だったが,もう検査室のふんいきにも,実習にも慣れ,だいぶやわらいできた.
実習に出てみて,病院実習の必要性を痛感した.たとえば,学校の講義や実習だけでは理解できなかったことも,実際に患者さんの検査など行なってみて,やっと納得できるようになってきた.また本には出ていないようなことを,技師のかたから教えていただいたりもした.病院実習では,今まで学校で得た知識をもとに,いろいろな患者検体の検査法および扱い方を,実地で学んでいくのだと思う.
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