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検査に利用される放射線量と放射線障害を起こす量の関係
中川 恵一
1
,
作美 明
2
1東京大学医学部附属病院放射線科
2東京大学がんプロフェッショナル養成プラン
pp.143
発行日 2012年2月1日
Published Date 2012/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103453
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はじめに
医療現場では,単純X線写真,CTによる撮影ばかりではなく,インターベンショナル・ラジオロジー(interventional radiology,IVR)によるカテーテル検査・治療,放射性同位元素を用いたPET検査など,放射線を用いた検査が広く行われている.本稿は,放射線が人体に障害を与える影響を正しく理解し,検査に適切な曝露量や放射線を使用する医療従事者の被曝の低減に対し正しく理解することを目的とする.
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