学会印象記 第57回日本医学検査学会
原点に返り,もうひと工夫の必要性
堀 雅子
1
1岡山済生会総合病院 中央検査科
pp.875
発行日 2008年9月1日
Published Date 2008/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102191
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私にとって二十数年ぶりの北海道であった.以前は船での家族旅行だったが,今回は空路を利用した.降り立った新千歳空港から札幌までの景色は,薄黄緑色の若葉が風になびいていて,とても清々しい気分にさせてくれた.カラフルな花たちがそこかしこに咲き,わたしの身勝手な想像によると「ようこそ北海道へ,待っていたよ!」と出迎えてくれた.
学会初日はすばらしい天気に恵まれ,凛とした朝の空気がやや肌寒かったもののJTBのパンフレットどおりの空の青さと白色のホテルのすばらしい景観が見られた.最初に聞きたかった発表がメイン会場の札幌コンベンションセンターでなかったので,即,バスでの移動となった.もう一つの会場であるアクセスサッポロまでは20分で到着した.シャトルバスは15分間隔で運行され,利便性はあるものの往復の時間を考慮すると,ややもったいない気がした.740題もの一般演題数ではさすがの大都市札幌でも1か所に集中できなかったのはいたしかたないところか.
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