Laboratory Practice 〈診療支援〉
ISO15189標準作業手順書
常名 政弘
1
,
大久保 滋夫
1
,
横田 浩充
1
,
矢冨 裕
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.62-67
発行日 2008年1月1日
Published Date 2008/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101976
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はじめに
近年,われわれを取り巻く医療環境は厳しさを増し,経済効率を重視しながら検査部を運営する必要性が高まっている.さらに経済効率が重視されるあまりコスト削減のターゲットになりやすい臨床検査,特に検体検査が厳しい状況におかれていることは周知のとおりである.一方で,臨床側からは診断の根拠になる確かな臨床検査結果の提供,診療に有用な付加価値のある臨床検査結果の提供,さらに結果の迅速化などさまざまな診療支援を強く求められ,利用者側の満足度を優先させる運営方針が必要となっている.
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