研究
妊婦梅毒血清反応成績について
滑川 重三
1
,
渋谷 源泉
1
,
水野 俊郎
1
,
河合 みどり
2
1農協高岡病院研究所
2富山県福光町役場厚生課
pp.57-60
発行日 1961年1月15日
Published Date 1961/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916994
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Ⅰ.緒論
梅毒はペニシリンや抗生物質等の画期的治療薬品の発見,臨床医学および公衆衛生思想の向上などによつて,遂年減少しつつあることは周知の通りである。
戦前(昭和19年)瀬木1)によれば,わが国16県の妊婦梅毒陽性率は平均8.65%と報告されている。
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