臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
Ⅶ.免疫血清検査
68.梅毒血清反応
水岡 慶二
1
Keiji Mizuoka
1
1東京都立駒込病院・臨床検査科
pp.2252-2253
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219389
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梅毒血清反応について
梅毒の血清学的反応には二つの系統があり,ひとつは古くより実施されているcardiolipin(CL)を抗原とする反応(通常STSと略記―serologic tests for syphilisの略),もうひとつはTPを抗原に使う反応である.それぞれの系統の反応には臨床的な意義の違いがあるので,両者をうまく組み合わせて利用する必要がある.現在わが国で日常検査に使われている血清反応は,次のようなものである.
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