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資料
HTLV―Ⅰ関連疾患・免疫疾患・気管支喘息における可溶性インターロイキンー2レセプターの測定
Serum Soluble Interleukin-2 Receptor (sIL-2R) in Patients with HTLV-Ⅰ Associated Disorders, Immunological Disorders, and Bronchial Asthma
福岡 直美
1
,
西村 要子
1
,
山口 一成
1
,
坂田 研明
2
,
高月 清
2
Naomi FUKUOKA
1
,
Yoko NISHIMURA
1
,
Kazunari YAMAGUCHI
1
,
Kenmei SAKATA
2
,
Kiyoshi TAKATSUKI
2
1熊本大学医学部附属病院輸血部
2熊本大学医学部第二内科
1Blood Transfusion Service, Kumamoto University Hospital
2The Second Department of Internal Medicine, Kumamoto University Medical School
キーワード:
可溶性IL-2レセプター
,
成人T細胞白血病
,
HAM
,
慢性関節リウマチ
,
気管支喘息
Keyword:
可溶性IL-2レセプター
,
成人T細胞白血病
,
HAM
,
慢性関節リウマチ
,
気管支喘息
pp.1118-1120
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916881
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ATLのマーカーとして報告されてきたsIL-2Rは,その後種々の疾患において上昇することが明らかとなった.今回われわれは,HTLV―Ⅰ関連疾患,自己免疫疾患および気管支喘息患者の発作期と非発作期において血清中のsIL-2を測定した.HTLV―Ⅰキャリアを含むHTLV―Ⅰ関連疾患,およびSLE,RAの自己免疫疾患でsIL-2Rは高値を示し,さらに慢性気管支喘息では,発作期に有意の上昇が認められた.
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