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資料
改良ウエスタンブロット法によるHTLV-I抗体の判定基準
New Criteria of Anti HTLV-I Antibody by An Improvement Western Blotting Assay
吉木 景子
1
,
中満 三容子
1
,
福吉 葉子
1
,
西村 要子
1
,
山口 一成
1
,
高月 清
1
Keiko YOSHIKI
1
,
Miyoko NAKAMITSU
1
,
Yoko FUKUYOSHI
1
,
Yoko NISHIMURA
1
,
Kazunari YAMAGUCHI
1
,
Kiyoshi TAKATSUKI
1
1熊本大学医学部付属病院輸血部
1Division of Blood Transfusion Service, Kumamoto University Hospital
キーワード:
HTLV-I抗体
,
ウェスタンブロット法
,
抗env抗体
Keyword:
HTLV-I抗体
,
ウェスタンブロット法
,
抗env抗体
pp.1221-1223
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902645
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HTLV-I抗体測定においてウェスタンブロット(WB)法は確認法として用いられているが判定に際してはいくつかの問題点がある.筆者らはenv蛋白を加えることで情報量を増したED 011(エーザイ)を検討し,1gag&1envを陽性とするこれまでのWHO判定基準の見直しを行った.Env蛋白がない場合でもp19を含む2gag蛋白以上を陽性とする新基準により,これまで判定保留としていた検体を陽性と判定することができた.
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