私のくふう
血液型検査・RA検査などに使用する攪拌棒
島田 三貴也
1
1上板橋病院
pp.885
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916540
- 有料閲覧
- 文献概要
多数の血液型を実施する場合,ガラス棒または竹や木の棒を利用して抗血清と血液を混ぜるが,またRAを実施する場合にもラテックス粒子と稀釈血清を混合するが,その際血型検査の場合は抗A側と抗B側を同時に撹拌でき,またRAの場合は1件ずつでなく2件同時に撹拌できろように,ガラス棒をV字型に曲げて利用すると,たいへん能率的である。ガラス棒は眼科用のものを利用すると良いが,内径3mm長さ20cmのガラス棒の中心部を火焔で曲げて,曲げたV字の先端の幅が(血液型検査またはRA検査の2件同時に行なう時にとなりどうしくっつかないように,また離れ過ぎないように)3.0-3.5 cmぐらいにして利用する。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.