Japanese
English
今月の特集2 新鮮血を用いた血算の外部精度管理
新鮮血サーベイ試料の攪拌および分注方法の検討
Mixing and dispensing of anticoagulated fresh blood samples for external quality assurance
近藤 弘
1,2
,
永井 豊
2,3
,
池田 尚隆
2,4
,
近藤 民章
2,5
,
白上 篤
2,5
,
川合 陽子
2,6
1関西医療大学保健医療学部臨床検査学科
2日本検査血液学会血球計数標準化小委員会
3日本光電工業株式会社
4シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
5シスメックス株式会社
6国際医療福祉大学
キーワード:
全血球計数
,
CBC
,
標準化
,
外部精度評価
,
EQA
,
経時的安定性
,
ヘモグロビン濃度
Keyword:
全血球計数
,
CBC
,
標準化
,
外部精度評価
,
EQA
,
経時的安定性
,
ヘモグロビン濃度
pp.1497-1501
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201453
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Point
●血球計数項目の外部精度評価(EQA)時に配布する新鮮抗凝固血液試料を作製する際は,分注時の攪拌操作が誤差要因となりうる.
●攪拌容器容量が大きい場合はロータリーミキサーによる攪拌のみでは十分に攪拌できないことがあり,用手法による転倒攪拌が不可欠である.
●適切な攪拌後30秒以内に分注した複数試料中ヘモグロビン濃度は,ほぼ一定である.
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