研究
血液から分離される細菌の種類と頻度ならびに培養方法についての検討
林 浪子
1
,
上田 京子
1
,
奥平 紀子
1
,
吉岡 一
2
,
松宮 英視
3
1北大付属病院検査部
2北大小児科学教室
3北大細菌学教室
pp.757-760
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916505
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はしがき
血液からの細菌検出は,敗血症または菌血症の診断の根拠となるから,臨床上きわめて重要な検査手技である。
近年,培養方法の向上につれて,検査室での検査頻度も増加しつつあるが,それに従って,結果の正確さが要求されるのは当然のことである。そこでわれわれは,従来行なってきた検査成績をもとにしてその方法に検討を加え,将来さらによい検査を行なうための資料としたいと考えた。
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