研究
昭和39年度北大病院検査材料から分離された緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)の生物学的性状と薬剤感受性について
吉岡 一
1
,
本名 トシ
1
,
上田 京子
1
,
荒川 三紀雄
1
1北海道大学医学部付属病院中央検査部
pp.726-730
発行日 1965年8月15日
Published Date 1965/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915796
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はじめに
最近,ブドウ球菌などと並んで緑膿菌(Pseudomonas aeruginosaが臨床材料から分離されることが多くなった。この菌は常用抗生物質に感受性が少く,ために菌交代症や院内感染の原因となることがあるので次第に注目されるようになってきた。
私達は昭和39年9,10月中に北大病院中検材料より分離した本菌の生物学的性状と感受性について検索したので以下報告する。
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