今月の主題 遺伝
臨床検査の問題点・134
先天性疾患診断のための日常検査
藤木 典生
1
,
大和田 操
3,4
,
鈴木 健
2
1愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所遺伝学部
2東京都予防医学協会代謝異常科
3駿河台日大病院小児科
4日大
pp.1630-1636
発行日 1980年12月15日
Published Date 1980/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915674
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クレチン症検査の公費負担も実現し,これから先天性代謝異常のスクリーニング検査はますます伸びていく.生後間もない被検者のため,検体の採り方,採取部位,更には母体の状況把握など,検体の取り扱いには十分気を付けなければならない.検査の進め方について検討するとともに,患児・保因者発見後についても言及する.
(カットは新生児の足底からのキャピラリー採血)
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