今月の主題 細菌性食中毒
検査と疾患—その動きと考え方・32
ボツリヌス菌中毒(E型)
飯田 広夫
1
1北海道大学・細菌
pp.799-805
発行日 1979年8月15日
Published Date 1979/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915168
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症例11) 7歳,男児.
1954年8月27日,夕食時にカレイのいずしを食し,29日朝以後,全身倦怠感が強く,数回の下痢を伴った.開業医を訪れ,この際軽度の散瞳が認められたという.同日午後6時,A市病院小児科に入院した.
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