カラーグラフ 病原微生物を見る・14
ボツリヌス菌
小熊 惠二
1
1岡山大学医学部細菌学教室
pp.1712-1715
発行日 2000年10月10日
Published Date 2000/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907673
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
ボツリヌス菌は食事性ボツリヌス中毒(food-borne botulism),乳児ボツリヌス症(infant botu-lism),創傷ボツリヌス症(wound botulism)をきたす.本稿では菌および毒素の性状,中毒の様式,診断法,治療法などについて述べた後,乳児ボツリヌス症の1症例について記す.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.