今月の主題 細菌性食中毒
臨床検査の問題点・118
下痢便の検査の進め方
柳下 徳雄
1
,
小林 章男
2
1都立駒込病院感染症科
2千葉大学付属病院検査部兼第一内科
pp.792-798
発行日 1979年8月15日
Published Date 1979/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915167
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下痢便の検査ではその2割に病原細菌を検出するという.一方,輸入感染症による病相の変化,抗生物質による菌数の減少などにより条件が複雑化してきているので,検査に対する注意力がいっそう大切となっている.ここでは検体の出し方,コメントの効用,報告の仕方などを臨床,検査の両面から検討する(カットは空港検疫風景).
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