Japanese
English
今月の主題 感染症における病原因子
技術解説
産生毒素とその検出法
ボツリヌス菌
小熊 惠二
1
,
井上 薫
1
,
藤永 由佳子
1
,
武士 甲一
2
Keiji OGUMA
1
,
Kaoru INOUE
1
,
Yukako FUJINAGA
1
,
Kouichi TAKESHI
2
1岡山大学医学部細菌学
2北海道立衛生研究所食品科学部食品微生物科
キーワード:
Clostridium botulinum
,
botulinum toxin
,
PCR
Keyword:
Clostridium botulinum
,
botulinum toxin
,
PCR
pp.646-654
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903338
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ボツリヌス菌の産生する神経毒素の分子量は約15万であるが,その抗原性の異なりからA-G型に分類される.神経毒素は亜鉛を結合したメタルプロテアーゼであり,アセチルコリンが放出される際に必要な蛋白質を切断することによりその毒素作用を示す.食品中では神経毒素を胃液から保護し,小腸からの吸収の際に重要な役割を果たす無毒成分と結合し,巨大分子(progenitor toxin)を形成する.毒素の検出には,通常マウスを用いた中和試験を行うが,近年,PCR法による毒素遺伝子の同定法も利用される.

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