座談会
下痢と検査
坂崎 利一
1
,
柳下 徳雄
2
,
入野 泰一
3
,
小沢 敦
4
1国立予防衛生研空所細菌第1部第1室
2東京都立駒込病院感染症科
3東京都立荏原病院検査部
4東海大学・微生物
pp.636-643
発行日 1978年6月15日
Published Date 1978/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914779
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下痢という言葉は，聞きなれているがその明確な定義は意外となされていない．したがって確固たる検査体制もない．そこで今月は，病原性大腸菌などが食品などを通じて起こす感染性の下痢と，ビールや牛乳を飲むと起こるいわゆる非感染性の下痢とに大別して，その実態を明らかにし，新しい検査のあり方を検討する．
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