今月の主題 脂質
臨床検査の問題点・112
脂質検査—特に食事の影響について
川出 真坂
1
,
橋本 寿美子
2
1岐阜大学病院中央検査部
2虎の門病院臨床化学脂質検査
pp.148-153
発行日 1979年2月15日
Published Date 1979/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915018
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血液生化学検査では食事の影響を受けることが少なくなく,殊に脂質検査では注意が肝心である.一般に12〜14時間絶食が必要とされているが,被検者の食習慣も忘れてはならない干渉因子である.今月は食事の脂質検査への影響を中心にして,最近のリポ蛋白測定の動向を話し合う(カットはトリグリセリドの食後の経時変化).
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