カラーグラフ
筋の組織化学
田辺 等
1,2,3
1虎の門病院神経内科
2虎の門病院リハビリテーション部
3冲中成人病研究所
pp.1380-1381
発行日 1978年11月15日
Published Date 1978/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914936
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臨床各科領域で広く診療の対象になっている神経筋疾患の病態診断上,筋生検はその習熟により安全確実に情報が得られる有力な補助検査の一つである.光顕組織化学的方法(化学物質・酵素などの半定量的局在の検索)の筋病変に関する臨床的応用は約20年の歴史を持ち,一般病理組織学的方法・電顕的方法とともに重要な役割を果たしている.患者診療への貢献のためには,病歴聴取・診察・他検査所見との比較検討による総合判断が大切である.
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