臨床化学分析談話会より・42<関東支部>
入り口を見つけよう—膵機能検査へのアプローチ
溝口 香代子
pp.155
発行日 1977年2月15日
Published Date 1977/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914266
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第196回分析談話会(1976.10.19)は,東大薬学部記念講堂で開催され,臨床病理学会,電気泳動学会,消化器病学会などを控えていたにもかかわらず,多数の参会者で満員となった.今回は"診断へのアプローチ・シリーズ"の第4回目として,順天堂大伊豆長岡病院内科・内藤聖二先生に"膵機能検査へのアプローチ"というテーマで,また虎の門病院消化器外科・池永達雄先生には"アミラーゼの臨床的意義"というテーマで話題提供をしていただいた.
内藤先生は,他の疾患に比べて膵疾患の場合,診断基準となりうる検査が少ないこと及びいくつかの検査の可能性について提案をされ,臨床側からの要望を終始強調された.
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