Japanese
English
研究
von Willebrand因子のコラゲンコファクター活性の測定法
Measurement of Collagen Cofactor Activity of von Willebrand Factor
相原 守夫
1
,
高見 秀樹
1
,
沢田 美彦
1
,
吉田 豊
1
Morio AIHARA
1
,
Hideki TAKAMI
1
,
Yoshihiko SAWADA
1
,
Yutaka YOSHIDA
1
1弘前大学医学部第一内科
1The first department of Internal Medicine, Hirosaki University School of Medicine
pp.82-84
発行日 1988年1月15日
Published Date 1988/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913556
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von Willebrand因子(vWF)の機能の一つとして血小板のコラゲン粘着促進因子(コラゲンコファクター:CCo)を定量した.タイプⅠのvon Willebrand病(vWD)では0.20±0.15U/mlで,正常者(0.95±0.5U/ml)の約20%であった.タイプⅡのvWDではvWF抗原(vWF:Ag)に比して低値で,CCo/vWF:Ag比は0.08であった.vWF:Agのlargeマルチマーがコラゲンへの親和性が大であり,CCoとリストセチン・コファクターがよく相関していたことより,CCo活性にもlargeマルチマーの関与が大であると思われた.
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