編集者への手紙
LDH結合性免疫グロブリンの出現頻度—集団検診の立場から
森山 隆則
1
,
信岡 学
1
,
牧野 幹男
1
,
岡村 毅与志
2
,
並木 正義
2
1旭川医科大学附属病院検査部
2旭川医科大学第三内科
pp.1123-1124
発行日 1987年10月15日
Published Date 1987/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913432
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1.はじめに
1967年に,Ganrot1)によってはじめて報告されたLDHと免疫グロブリンの複合体は,今日,酵素結合性免疫グロブリンの一つのモデルとして,血清酵素に普遍的にみられる事実として理解されるに至っている2,3).
このLDH結合性免疫グロブリンの出現頻度について,堤4),戸沢ら5)は献血者を母集団に,藤田ら6),戸沢ら5)は外来入院患者を母集団についてそれぞれ報告している.
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