臨床検査のピットフォール
酵素活性と酵素結合免疫グロブリン
森山 隆則
1
1北海道大学大学院保健科学研究院病態解析学分野
pp.334-335
発行日 2012年4月1日
Published Date 2012/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103514
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はじめに
臨床経過と矛盾する持続性の酵素活性が高値を示す場合,第一に考えなければならない病態の一つとして酵素結合免疫グロブリンがある.今回,生後間もない女児に発見された不可解なAST(aspartate aminotransferase)異常値の解析結果について紹介する.
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