編集者への手紙
M蛋白血症を伴った酵素結合性免疫グロブリンの2症例
森山 隆則
1
,
信岡 学
1
,
牧野 幹男
1
,
本田 豊秋
2
1旭川医科大学附属病院検査部
2室蘭市医師会臨床検査センター
キーワード:
M蛋白血症
,
マクロアミラーゼ
,
LDHアノマリー
Keyword:
M蛋白血症
,
マクロアミラーゼ
,
LDHアノマリー
pp.1678-1679
発行日 1989年11月15日
Published Date 1989/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914194
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1.はじめに
多くの酵素結合性免疫グロブリンの症例が報告されている現在,このような複合体の出現機序は,完全には解決されていない.しかし,成因を考えるうえで興味深い報告例もいくつか散見され1,2),さらにM蛋白がLDH結合性を示す症例も報告されている3,4).
今回,われわれは,良性M蛋白血症を伴ったマクロアミラーゼおよびLDHアノマリーの各1例を経験したので報告する.
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