シリーズ・生体蛋白質の検査法・6
フェノール試薬法(Lowry法)による定量
吉田 文男
1
,
樋口 正
1
Fumio YOSHIDA
1
,
Masashi HIGUCHI
1
1麻布大学環境保健学部生化学研究室
pp.633-638
発行日 1986年6月15日
Published Date 1986/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912981
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はじめに
臨床診断試料をはじめとして,各種生体材料中に多種類かつさまざまな存在様式で存在している蛋白質を,実験目的に応じて定量しようとする場合,まず知っておかなければならない一般的基本事項や,定量方法の種類,そしてそれら個々の定量法の特徴などについての詳細は,本誌におけるこの巻の前号,もしくは後の号に順次掲載される予定と聞いているので,ここでは,筆者に与えられた表題の定量法のみについて述べることとする.
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