今月の主題 消化と吸収
座談会
消化と吸収の生理と病態
原 泰寛
1
,
朝倉 均
2
,
正宗 研
3
,
伊藤 漸
4
,
星 猛
5
1国立病院九州がんセンター内科
2慶応義塾大学医学部内科
3秋田大学医学部第1内科
4群馬大学医療技術短期大学部衛生技術科
5東京大学医学部生理学第2
pp.500-509
発行日 1986年5月15日
Published Date 1986/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912953
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消化と吸収の機能は比較的臨床的に問題となることが多いが,その検査は必ずしも容易でない.特に体内奥深くに存在し,長い走行を持つ小腸の機能検査は,現在もまだ新しい方法の開発が要望されている.小腸については膜消化,吸収に関する膜輸送の担体機序など生理学的に明らかになってきている問題も多いが,この座談会では消化,吸収全般にわたる新しい話題を取り上げ,検査の参考にしたい.
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