Japanese
English
研究
テラサキプレートを用いた間接モノクローナル抗体ロゼット法(IMAR法)によるT細胞サブセットの検定
Studies on T cell Subsets by Indirect Monoclonal Antibody Rosetting (IMAR) Method Using Terasaki's Plate
園田 啓
1
,
高田 肇
1
,
入 久巳
1
Akira SONODA
1
,
Hajime TAKATA
1
,
Hisami IRI
1
1慶応大学病院中央臨床検査部臨床免疫
1Dept. of Clinical Laboratories, Laboratory for histocompatibility and clinical Immunology, Keio Univ. Hospital
pp.587-591
発行日 1984年5月15日
Published Date 1984/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912199
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
モノクローナル抗体とテラサキプレートを用いたロゼット形成法のおのおのの特徴を生かした正確・簡便なリンパ球サブセットの検査法(IMAR)法を確立した.
本法は以下の特徴を持つ.
1)きわめて高い感度を有し,わずかな抗体量,微量な検体で検査が可能であり,特殊な装置を必要としない.また,標本の保存も可能である.
2)間接蛍光抗体法との相関も良好である.
3)目的とするリンパ球サブセットを高純度で容易に単離できる.
4)ナノグラム(ng)レベルの抗体を検出できるため,ハイブリドーマなどのスクリーニングにも応用できる.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.