今月の主題 フローサイトメトリー
技術・標識プローブ
モノクローナル抗体
佐藤 尚武
1
Naotake SATO
1
1順天堂東京江東高齢者医療センター臨床検査科
キーワード:
蛍光色素
,
非特異反応
,
重染色
Keyword:
蛍光色素
,
非特異反応
,
重染色
pp.915-920
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101301
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モノクローナル抗体は臨床検査領域におけるFCM分析のプローブとして最もよく利用されている.その利用にあたっては抗体サブクラスや標識蛍光色素を適切に選択する必要がある.臨床検査の現場においては,非特異反応や重染色における抗体間相互の干渉が問題となる.またモノクローナル抗体の結合が検体自体に影響を与える場合がある.結果を評価する際はこれらの点を考慮する必要がある.
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