特集 臨床検査のシステム化
検査部システムの実際
7.半田市医師会臨床検査センター
関 正己
1
1半田市医師会臨床検査センター集団検診部
pp.1329-1338
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911699
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半田市医師会臨床検査センターは,知多半島中央の愛知県半田市にあり,社団法人半田市医師会の附属施設として,人口9万余の半田市および近隣12市町の,医療機関280個所と学校,自治体,企業の約800団体を対象に,検体検査および集団検診業務を行っている.1日の平均検体数は2,800検体で,多い日は6,000検体,少ない日で1,800検体である.職員総数は65名である.
コンピュータの導入は昭和50年8月の報告書作成用のマイクロコンピュータから始まり,現在のシステムで3段階目,3機種目である.検査センターのようなところでは,導入時の教育の時間的余裕が限られているため,いきなりのトータルシステムでは,コンピュータアレルギーが連鎖反応的に起こると思われたため,コンピュータ化は一部の検査の報告書伝票の出力から始め,次いで受付業務と請求業務を2段階目とし,オンライントータルシステムは第3段目とした.
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