Japanese
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研究
コラゲン凝集反応の基準化—血小板凝集能検査法の基準化を目指して(第2報)
Standardization of collagen induced platelet aggregation
中井 一吉
1
,
内田 景博
1
,
寺田 信幸
1
,
橋口 弘次
1
,
吉村 早苗
1
,
奥間 啓市
1
,
久城 英人
1
,
児玉 順三
1
Kazuyoshi NAKAI
1
,
Kagehiro UCHIDA
1
,
Nobuyuki TERADA
1
,
Koji HASHIGUCHI
1
,
Sanae YOSHIMURA
1
,
Keiichi OKUMURA
1
,
Hideto KUSHIRO
1
,
Junzo KODAMA
1
1国立循環器病センター臨床検査部
1Clinical Laboratory, National Cardiovascular Center
pp.951-954
発行日 1982年8月15日
Published Date 1982/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911620
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はじめに
心筋梗塞,脳梗塞などの血栓性疾患が循環器病に占める割合は,近年,著しく増加しており,その成因,病態の解明ならび治療,予防についての対策の確立が望まれている1).
特に血小板機能は,血栓の成立,進展因子として大きな役割を持つものと考えられ,その測定法と臨床的位置づけについて多くの報告がある2〜7)).現在用いられている血小板凝集能検査法には顕微鏡法,Screen Filtration Pressure法,吸光度法などがあり,その中でも検査値を容易に数量化できる吸光度法が繁用されている.
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