Japanese
English
研究
学生の12分間走と蛋白尿の関係
Relation between 12 Minutes-Running and Urinary Protein in Students
金川 克子
1
,
稲垣 美智子
1
,
河野 保子
1
,
橋羽 裕規男
1
,
斉藤 善蔵
1
,
鏡森 定信
2
Katsuko KANAGAWA
1
,
Michiko INAGAKI
1
,
Yasuko KAWANO
1
,
Yukio HASHIBA
1
,
Zenzo SAITO
1
,
Sadanobu KAGAMIMORI
2
1金沢大学医療技術短期大学部
2富山医科薬科大学保健医学
1School of Poaramedicine, Kanazawa Univ
2Dept. of Community Medicine, Faculty of Medicine, Toyama Medical and Pharmaceutical Univ
pp.195-198
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911159
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はじめに
激しい身体活動によって尿中に蛋白質が排泄されると言われており,我々も以前に看護学生の実習教育の効果的方法を学生の体力の面から検討した際,12分間走という激しい身体活動に際して,走行後は半数以上の学生に尿蛋白がみられ,走者(学生)の健康状況に疑問をいだくほどであった1).
そこで今回は,改めて12分間走に焦点を当て,12分間走という身体負荷が尿蛋白の排泄にどのような影響を与えるのかを時間的推移とともに観察し,また走者(学生)の腎疾患の有無や尿沈渣についても検討したので報告する.
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