Senior Course 生理
—電気生理検査に必要な電気の基礎知識—刺激装置を用いた検査の実際
石山 陽事
1
1虎の門病院生理学科
pp.1440-1441
発行日 1976年11月15日
Published Date 1976/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909620
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前回はパルス回路として非安定,単安定,双安定の各マルチバイブレーターの動作原理について説明したが,これらの回路は電気生理検査機器においては,陰の力ともいうべき働ぎをしている.特にブラウン管やデータ処理用計算機の時間軸掃引,あるいは電気刺激装置,光刺激装置などの動作に引き金(トリガー)となるトリガーパルスは欠くことのできないものである.
今回はこういったパルス回路の働きを中心に,実際的な電気生理検査法を例にとって説明する.
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