異常値・異常反応の出た時・40
CPK
三好 和夫
1
,
川井 尚臣
1
,
多田 嘉明
1
,
八木田 正聖
1
1徳島大・第1内科
pp.406-411
発行日 1976年4月15日
Published Date 1976/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909339
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測定手技そのものは心得ている検査技師の人々のために,血清クレアチン・キナーゼ(CPK,あるいはCK)活性の異常値が出たとき──といってもそれはほとんどすべて正常より高値であるが──,技師としての考え方,すなわち病態像あるいは測定ミスの反省などについて述べるのが本文の目的である.
各研究室や検査室で,技師の人々は,現在あるいくつかのCKの測定法の中で,恐らくある一つの方法を行っていることと思われるので,それら種々の方法についての測定ミスの起こりやすいところに簡単にふれ,次いでCKの活性の異常高値を来す場合の病態について主として述べる.
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