Senior Course 血液
—検査室から見た血液疾患の特徴—血小板減少症
松原 高賢
1
1熊大病院中検部
pp.1362-1363
発行日 1975年11月15日
Published Date 1975/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909193
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血小板数は通常,14%硫酸マグネシウムを用いるFo-nio法またはBrecher-Cronkiteの直接法によって測定されているが,いずれによるも正常値は15〜40万,平均約25万であるから,10万以下の場合に減少,50万以上の場合に増加と判定してよかろう.
血小板減少を起こす疾患には種々雑多なものがあるが,表のように分類すると臨床検査の進め方を理解するのに都合がよい.
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