Senior Course 血液
—検査室からみた血液疾患の特徴—骨髄腫とマクログロブリン血症
松原 高賢
1
1熊本大中検部
pp.1136-1137
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909143
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骨髄腫とは形質細胞が,マクログロブリン血症とは類リンパ球が単クローン性に悪性腫瘍化した状態であると定義できる.臨床症状および検査所見は腫瘍という形態学的病変と,腫瘍細胞の生産するタンパクに由来する化学的病変とに大きく分けることができる.後者については両疾患は類似しているので一括して述べる.
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