臨床検査の問題点・72
血清学的検査におけるpHの調整の意義
原 一郎
1,2
,
鈴田 達男
3
,
笠原 和恵
4
1現在:東京歯科大学
2東京大学医学部
3現在:東京医科大学血清学
4岡山済生会総合病院検査科
pp.502-508
発行日 1975年5月15日
Published Date 1975/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908969
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血清検査におけるpHは,現在それほど大きな問題とはされず,常に気を配ってきたとはいえないもののようである.しかし実際にはpHによって,いろいろの反応が大きく変わり,検査データに影響が出てくる可能性も大いにある.pHというものをここでもう一度みなおしてみよう.(写真はガラス電極pHメーター)
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