新しい機器の紹介
散乱光の測定を応用した中性脂肪の簡易測定法に関する検討—TGメーターおよびマイクロネフェロメーターについて
梶山 梧朗
1
,
水野 敏之
1
,
松浦 千文
1
,
三好 秋馬
1
1広島大第1内科
pp.1319-1321
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908758
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はじめに
今日,血清中性脂肪の測定はコレステロールと並んで動脈硬化の臨床上不可欠のものと考えられ,その測定法にもVan Handel法,アセチルアセトン法,酵素法などが次々と登場し,すでにキットとして市販されているものも多数にのぼっている.
さらに近年上記の方法とは全く異なった原理で,かつこれらの方法に比べ,非常に測定操作が簡単な,散乱光の測定を応用した中性脂肪の測定法が考案され実用化され始めた.
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