臨床化学分析談話会より・16<関東支部>
尽きない管理血清の議論—第1回分析談話会夏期講習会
菅野 剛史
pp.1322
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908759
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臨床化学分析談話会関東支部の夏期講習会は8月2,3日の2日間にわたり,慶応大学立科山荘(長野県)において,近畿支部,東海支部,北海道支部より若干の参加者を加えて行われた.参加者は約75名であり,高原の涼しさにもかかわらず,教室は熱気と活気に満ちた討論で終始した.
第1日は 1.臨床検査のあゆみと今後の問題点 北里大 斎藤 正行 2.SI単位の最近の動き 昭和大 石井 暢 3.内分泌検査の現状 北里ブリストル 佐藤 誠也 4.世界の臨床検査室 札幌医大 佐々木禎一と4氏の講演と質疑が行われ,特にSI単位の問題については活発な討論が行われ,今後の問題点として臨床家へのアピールの方法まで具体的な問題提起がなされた.
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