特集 免疫学的検査の進歩
Ⅵ.機械
ネフェロメーター 1.紫外部ネフェロメーター
山岸 安子
1
1自治医科大学病院臨床病理部
pp.1286-1289
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915284
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有色溶液の色の強さを測定して定量分析を行う方法は古くから行われ,臨床化学の進歩に大きな役割を果たした.近年,抗原抗体複合物に光を当て散乱する光の強度を測定し,その抗原あるいは抗体の濃度を知ろうとするネフェロメーターが臨床検査機器として登場し,免疫グロブリンの測定や補体成分,また各種血漿蛋白成分が測定され,臨床的に重要な役割を担ってきている.
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