カラーグラフ
螢光抗体法における観察法とその進歩
川村 明義
1
,
和田 計二
1
,
浜島 健治
1
,
村田 道里
1
1東大医科学研究所免疫学研究部
pp.6-7
発行日 1973年1月15日
Published Date 1973/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907941
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螢光顕微鏡は大別して透過式と落射式に分けることができる.従来,透過式螢光顕微鏡によるUV励起方式,BV励起方式のみが用いられてきたが,最近効率よく観察できる青緑色素および赤橙色素用干渉フィルターの実用化,および落射式の観察装置の開発が行なわれ,形相を一変した感がある.しかしながら,おのおのの観察法にも一長一短があり,その特性をよく知り,観察法を選ぶ必要がある(本文参照).以下種々の観察法による写真を示す(標本はすべて直接法,フィルムはAnscochrome ASA 200とEktachrome ASA 160を使用).
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