Senior Course 生化学
尿中ステロイド
坂岸 良克
1
1埼玉医大・生化学
pp.1163
発行日 1972年10月15日
Published Date 1972/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907794
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ステロイドホルモンは血中にごくわずかしかないし,そのうえ化学的にはそれほど反応性の高い物質でもないため,その代謝産物を尿から抽出し,カラム法などで分別しているが,現在までのところ,臨床検査室が扱っているのは17-KS(17-OS)および17-OHCS,時に17KGS程度であろう.
ここでは若干手間はかかるが,尿中ステロイドを一挙に検出定量できるガス・液体クロマトグラフィー(GLC)法の結果について記してみる.
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