カラーグラフ
伝染性単核症の細胞
桜林 郁之介
1
1日大臨床病理
pp.456-457
発行日 1972年5月15日
Published Date 1972/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907604
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伝染性単核症は発熱,全身のリンパ節腫脹および多数の異型リンパ球の出現とを3主徴とする疾患群で,病原としてウイルス説が有力視されている.また,患者血清中にしばしば異好抗体の増加が証明され,最近ではEBウイルス抗体価の上昇が注目されている.今回は本疾患患者末梢血中に出現するいわゆる異型リンパ球の代表的形態について解説してみた.
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