シリーズ・日常検査における機械化のくふう・7
コレステロール発色用断続スターラの組み立て
水野 映二
1
,
小野 弘毅
1
,
仁科 甫啓
1
,
北村 元仕
1
1虎の門病院臨床生化学検査部
pp.720-721
発行日 1971年7月15日
Published Date 1971/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907260
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血清コレステロール測定も依頼件数が多く,能率化の従進が要求される項目である.塩化第二鉄・酢酸によるZak-Henlyの除タンパク法に限らず,Zurkowski法などの直接法のいずれも発色時に硫酸を使用する.
濃硫酸を使うこれらの反応は,混合のむずかしさ,呈色の不安定さのため,発色〜比色に厳重な条件を必要とし,能率化をはばんでいる。私たちはこれらの点を解決するため,Zak-Henly法の半自動化のくふうをした.
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