研究
Weigert's弾性線維染色法の基礎的検討
鈴木 昭
1
1関西医療検査大学校
pp.590-593
発行日 1971年6月15日
Published Date 1971/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907226
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弾性線維染色法にはWeigert's Resorcin-Fuchsin法,Orcein法,Verhoeff氏法,Gomori's Aldehyde-Fuchsin法などあり,多用されている.しかしそれぞれ染色液の作り方,染色法などに一長一短があり,これが最もいいといいきれる,安定度の高い方法であると限定することは困難なことである.
中でもWeigert's Resorcin-Fuchsin法はResorcin-Fuchsin(以下R・Fと略す)の作製法の困難性をのぞけばかなりの染色性が得られ,微細な弾性線維まで染めうる点,他の弾性線維染色法と比較すればすぐれていると思われる.
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