グラフ
ネガティブ染色法によるウイルス感染症の臨床検査法
橋本 和夫
1
,
石沢 肇
2
,
木村 瑞雄
1
1弘前大皮膚科
2弘前大中央電顕室
pp.425-428
発行日 1971年5月15日
Published Date 1971/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907178
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ウイルス性疾患に対する臨床検査としては,従来ウイルス分離検査およびウイルスに対する患者血清検査が主流をなしてきたが,最近螢光抗体検査や電子顕微鏡的検査など病理形態学的検査の利用価値が高く評価されてきた.
われわれは,皮膚ウイルス性疾患を中心に日常検査として,ネガティブ染色法によるウイルスの電顕的検出を1年あまりにわたって行なってきた結果,本法は十分実用にたえることを知ったので紹介する.
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