カラーグラフ
傍糸球体細胞顆粒の染色
西森 一正
1
1長崎大・病理学
pp.422-423
発行日 1971年5月15日
Published Date 1971/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907177
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腎臓糸球体の輸入細動脈,輸出細動脈,およびMacula densaとPolkissenの4つを合わせて傍糸球装置(Juxtaglomerular apparatus;JGA)と呼ぶ(4者の位置関係は技術解説の項で示す).このJGAはレニン分泌部位として早くより注目されたが,特に糸球体にはいる直前の輸入細動脈壁細胞は特殊な顆粒をもち,これがレニンと考えられている.高血圧症や電解質などとの関連において顆粒の増減に興味がもたれ,Bowie法でこの顆粒は最も鮮明に染色できる.
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